ときめきメモリアル Only Love

#13 ときめきの秘密 7point(前6)

小百合さんメインの巻。
自分で何でもやりたがろうとする、別に仕切りたがり屋でも、まして偽善でもなく、責任感が強いとかそこまで大それたものでもなく、本当にそういう事が好きなんですよ。その違いなんか日頃の行動ではっきりするもので、だからこそ時々溜まってしまってるストレスが外に出てしまっていつもとキャラが変わっちゃっても、周りはびっくりするだけで、それ以上の大きな反応はしないと。今まで彼女の傲慢な点が見え隠れしてますが、それでも頼られてるって行為は、直接表現されてない日頃の人間性の表れじゃないかと。「おいおいっ」とかなっちゃう人ももちろんいます。それでも優しく接してくれる人がいると、相手の心を疑う前に素直に嬉しくなっちゃう。それが自分の気になる人ならなおさら。そんな微妙な描写を表現しようとしていたのは本当に良かった。でもやっぱりラブストーリーが本質なので、優しく接してくれるキャラが主人公だけに限定された表現になってたのは残念。もっとモブキャラの彼女への賛否両論が欲しかったところですが、それは来週以降あるかもしれないと期待。主人公の視点から「なんとも思ってないよ」発言以上の、生の意見が欲しいところ。


許せないのは青葉君。ハーレム系統によくある主人公の優柔不断さが顕著に出すぎです。あれだけのつかさのアタックを受けつつも、優先的に考えてしまうのが小百合。つかさを逆にかわいそうだと思ってしまいますよ。そして水奈の渾身の勇気をこめた誘いをも「また今度ね」とスルーしつつ、優先的に考えてしまうのが小百合。久しぶりの殺意。こういう主人公は一回失う気持ちを味あわせることが一番なんですが、こんなときに限って来週急展開。ヒロイン達の性格的に愛想をつかすことはしなそうですし、なんてこった。


中高からの友たちよ、画面の中に僕がいた