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#20 冬の日にようこそ! 8point(前7)

山崎の一世一代のがんばり物語の巻。
今作品に出てくる登場人物の皆さんって、踏ん切りをつけてるんですね。今まで、キャラ達が(特に達広)絶望のどん底どん底まで落ちていくさまをずっと望んでいた私でしたが、どうもマンガや小説の方の話の展開を意識しすぎていたみたいです。別に結果がそのキャラの最良の結末じゃなくてもいいから、とにかく一歩進ませる。そんな製作者側の思いがあるかどうか知りません。が、これ以前に話の一区切りがついている先輩や委員長兄妹が、自分としては美談にしすぎだろと思ってただけに、今回の山崎の一連の行動には拍手。酔った勢いもあったわけですが、あれで彼が吹っ切れたなら本望。終盤へ向けて感が漂ってました。


ただ思うことが、まだ最終回まで回数があるんですよね。あとは新キャラが出ない限り、達広と岬のがんばり物語を期待したいところですが、どうもまだ一難ありそう。もちろん達広達の一難だけだったら大歓迎ですが、原作の山崎と菜々子を見てるとどうもな…。正直山崎イベントは悪い方向へのどんでん返しは勘弁して欲しいところ。せっかく吹っ切れたんですもの。