ガラスの仮面 10話 たけくらべ 二人の美登利

マヤvs亜弓さんの巻。
それぞれの、同じ場面の違う演技を見られる表現があったのが良かったです。


物語の原作に沿った性格を気品ただよわせながら完璧に演技した亜弓さんの美登利。


それとは逆に、マヤは久しぶりの白目覚醒の後に
登場人物の少女としての純粋な性格をそのまま演技にしていた様子。
見てると、あの新鮮な美登利がどことなくマヤの日常に被るものがありました。
特に最後のスイセンを受け取った姿なんて、
紫のバラをもらった時の彼女のダブって見えたような。
月影先生との特訓や今までの日常の経験から生まれた美登利って感じです。


二つのたけくらべの上演時間を並べたのは、
同じ演技をするなら亜弓さん側有利だったのでしょうが、
マヤが新しい試みをしたということは、
それを記憶が新鮮なうちに一般の美登利(亜弓の美登利)と比べられる機会が客側にできたので、
逆にマヤ側に有利にはたらいたみたいです、ざまあみろヒゲ男。


さて相変わらず何を考えてるのか真澄さん。
彼が欲してるのは、"紅天女"の上演権なわけで、
今回の話から推測するに、彼としては正々堂々としたいのでしょうか?
確かに劇団つきかげの邪魔してるのは、あのヒゲ男ですもんね。
そうすると、マヤを応援する気持ちは本物ってことでいいんでしょうか。
あそこまでプレゼント贈るんだから嘘は無いと思いますが、
…まさかチョコに毒?(ぉぃ