牙-KIBA- #13 疾走する力

なるほど納得、
今まで時間帯とかゲーム化とか子供に優しい作品だと思ってましたが、
誤解でした、普通に考察できる作品でした。


この前の"戒律の国"の話の一件といい、今回のジーモットの国王といい、
みんなその人それぞれの絶対正義やルールを持っていて、
もちろんそれが自分に都合の悪い状況に適用されてようとも、
それを確実に忠実に守る人達。
そして周りで巻き込まれる人さえも、それを拒絶しようとはせず、
受け入れるしかできず結果レベッカは全てに絶望して息絶える、
・・・なんて鬱なんでしょ。
救いがまったくないのが今段階で面白いところ。
もうどうしようもないこの状況から、
またどろどろの人間関係が始まってくると思うと、
楽しみになってきてしまいます。
ただ無垢なる子供に害は与えて欲しくない今日この頃。
ノアと一緒にいる女の子に被害が及ばぬようただ願うのみ…。